HISTORYカマドグリルの歴史
日本では「ムシカマド」という名前で、昭和の初めから昭和40年頃にかけて全国に調理器具として普及していました。
炭で炊く幻の炊飯器の特徴は、なんと言っても最高に美味しいご飯が炊けること。
しかし、ガスの普及により次第に姿を消していきました。
そんな「ムシカマド」ですが、一方では昭和20年頃からアメリカへ輸出され、BBQグリルとして広まり、
「ムシカマド」を参考に人気のカマドグリル 「ビックグリーンエッグ(Big Green Egg)」などが開発されるようになりました。
私たち、KAMADO Q 事業部では日本で衰退した「ムシカマド」を「BBQグリルとして」、「ピザ釜として」、
「調理器具として」復刻するための開発を日々行っております。
世界のカマドグリル紹介KAMADO grill in the world
現在アメリカでは、蓋付きホウロウの Weber 社 ( ウェーバー ) が中心の
チャコール(炭)BBQ グリルが再度見直されています。
その中でも BBQ グリルの最高峰であるセラミックカマドグリルがブレークしております。
アメリカでは「TOP 10 KAMADO」というランキングがあるほど、各社様々な種類のカマドグリルを製造しています。
中でもアメリカで人気を誇る「ビックグリーンエッグ(Big Green Egg)」、
「カマドジョー(KAMADO JOE)」、「プリモオーバル(Primo Oval)」を紹介します。
GALLERY
古民家スタジオ竃庵ムシカマドギャラリー
NARUMI 弥生の丘の施設にある古民家スタジオ竃庵は、100年以上の古民家と日本庭園を改修して復刻し、KAMADOQ事業部で所有している日本の古い「ムシカマド」コレクションをご紹介しています。ぜひ一度、心地の良い空間と日本古来のムシカマドを堪能しにお越しください。お越しの際はご予約をお願い致します。
ムシカマドギャラリーの見学ご希望の方は、下記メールフォームよりお問い合わせください。
チラシダウンロード
NARUMI 弥生の丘とは
当時の営みを感じる地層からは、時を遡ること弥生時代に煮炊きに使用されていた
土器が発掘され「弥生の丘」と命名いたしました。
この地は室町時代の1560年、桶狭間の戦いで
織田信長が鳴海城を包囲するために
築いた一の砦としても語られております。
その後、下駄屋さんの別荘として住まわれたこの地は、
代々土地の歴史を受け継ぎつつ、少しずつ手を
加えることで、この度新たな空気を感じられる
心地の良い場所になりました。
また、昭和初期に使用されたムシカマドの展示および
復刻版としてKAMADOQの展示や体感スペースを設け、
古き良き日本の文化に触れながら、
ひとときを感じることができる想いの場でもあります。
庭への思い
約100年ほど前に造られた造園を復刻するにあたり、先代からの思いを感じ取りながら、一つ一つ本物をこだわりぬいて、再度心地の良い庭園を造り上げました。
青木作庭舎 https://aoki-sakuteisha.com[ NARUMI 弥生の丘 施設案内図 ]